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ホームヘルプサービスの目的

ホームヘルパーの業務は介護保険で定められた内容にしたがって、個々の仕事として行われますが、大切なことは、それが常にホームヘルプサービス提供の目的・目標に沿ってなされるということです。

ホームヘルプサービスの目的は、利用者が居宅での生活をできるだけ長く継続できるように、そして、その人らしく生きることができるよう援助することです。
つまり、サービス提供の目的は、自立支援ということにあります。

この自立支援という目的をふまえたうえで、個々の利用者にふさわしい具体的な目標が設定される必要があります。
個々の利用者によって、身体状況も違えば、置かれた環境も違いますので、当然個々の利用者に対するサービス内容も違ってくるわけです。

たとえ、個々の業務が「家政婦さん」や「クリーニング業者」と同じようであっても、このような目的・目標があることが、ホームヘルパーの業務の他との根本的な違いです。
ただ利用者がやってほしいことをするのでなく、自立支援のために行っているのです。

つまり、原則として、「利用者が自分でできることはやらない」ということによって、利用者の残存能力を活用して、障害の重度化を防ぎ、できるだけ長く自立した生活を送っていただくようにします。
特に、障害が発生することにより、活動しなくなり、益々障害が重くなってしまうという悪循環を防ぎ、できるだけ活き活きとした生活を送っていただけるよう援助することが重要です。

しかし、ただ単にできないことだけをすればいいのではなく、利用者自身でできることであっても、それがとても負担になっていて、生活の質が脅かされるようであれば、当然援助するべきです。
利用者の立場に立って、「介護を受けながらどんな生活がしたいのか」「そのためにどのようなサ−ビスを提供するのか」このような介護サービスの目標を、利用者とサービス提供者が共有することが重要になってきます。

介護保険制度では、このような必要性から、ケアマネジャーが作成するケアプランに沿って、サービス提供責任者が個々の利用者の状況に応じた訪問介護計画を作成し、その計画に基づいたホームヘルプサービスを提供するシステムになっています。

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