吸入(ネブライザー)について
吸入(ネブライザー)も、自宅で行っている利用者が多い処置の一つです。
気管支喘息や気管支拡張症などで呼吸不全のある高齢者や在宅酸素療法を行っている患者、気管切開をしている患者等に対して、行います。
吸入器を使って薬液や蒸留水、生理食塩水を霧状にして吸うことによって、気道や肺胞まで到達させて、狭くなった気管支を拡張させたり、痰を出しやすくしたり、咳を止めたり、感染症の治療を行ったりします。
吸入は座位または半座位(背もたれを45度にして起こした状態)になって、腹式呼吸をしながら、1回当たり10〜15分に収め、疲れないよう配慮しながら行います。
高齢者の場合、吸入後しばらくして副作用を認める場合がありますので、しばらく様子を観察する必要があります。
何か以上を認めたら、医師に連絡して指示を仰ぎましょう。
吸入も、ホームヘルパーが直接行うことはありませんが、吸入を必要とする利用者に関わる機会が多くあると考えられます。
状態に応じた対処や、様子観察などに際して、これらの知識が有用であるかと思われます。