介護サービスを受けるまでの流れ
要介護認定の通知を受け取れば、すぐに介護サービスが受けられるのかというと、そうではありません。
要介護認定というのは、どのくらいのサービスを保険で提供するかということが決まっただけですので、実際にサービスを受けるには、決められた金額の中で、受けるサービスを選び、サービス提供事業者と契約す必要があります。
直接サービス提供事業者と契約して、サービスを受けることもできますが、ケアプランというものを作成しないと、一旦全額を負担してから償還払いをすることになります。
また、ケアプランを自分で作成することも可能ですが、多くの場合は居宅介護支援事業者に依頼して、ケアマネジャーに作成してもらうことになります。
居宅介護支援事業者から派遣されたケアマネジャーは、利用者の心身状態や家庭環境、本人の希望を細かく調査し、その人にあったプランを提案します。
利用者は、作成されたケアプランを検討し、つくり直してもらうこともできます。
ケアプランを承認するのであれば、居宅介護支援事業者と契約を結びます。
次に、ケアプランに記された個々のサービスをどの事業者から受けるのかを選択し、ケアマネジャーがそれを各事業者に伝えます。
サービスを提供する事業者が利用者のもとを訪れて、契約を結んで、いよいよサービス提供が始まります。
ただ、要介護認定が確定するまで介護サービスを受けるのを待てないケース、すぐに必要とする場合が考えられます。
介護保険の給付は、申請を行った日から発生しますので、このような場合には、ケアマネジャーに暫定的なプランを作ってもらい、サービスを受けることが出来ます。
このような場合には、一旦全額を負担して、要介護度が出てから償還払いの申請をすることになります。
暫定プランは、ケアマネジャーが大体これくらいの要介護度になるだろうと予測して立てて行きますので、確実に9割が戻ってくるという保障はありませんが、大きく外れることはないでしょう。
介護がすぐに必要な場合には、このような手続きをとることになります。